── さしすせそ歳時記「せ:しょうゆ」 ──

夏の台所で、まず手にとりたくなるのが、みずみずしいきゅうり。
そして、香りで季節を知らせてくれるみょうが。

このふたつが出会うと、それだけで涼やかな小鉢がひとつ生まれます。

今日は、ごくごくシンプルに、しょうゆとごま油でさっと和えるだけの「きゅうりとみょうがのしょうゆ和え」をご紹介します。
包丁も最小限で済むので、あと一品欲しいときや、食欲のない日にもぴったり。

きゅうりの美味しさと、しょうゆの美味しさを改めて実感できる一品。
よく冷やして、季節の香りを楽しんでみてくださいね。

きゅうりとみょうがのしょうゆ和えレシピ

レシピは「これでいいの?」っていうくらい簡単。…そう、これでいいのです!
ぜひ、きゅうりとみょうが、そしてしょうゆが持つ本来の美味しさを楽しんでください。

  • きゅうり…1本
  • みょうが…1個
  • しょうゆ…小さじ2
  • ごま油…小さじ1
STEP1
きゅうりを切る。

きゅうりは麺棒でたたいて割り、3cmほどに切る。

STEP2
みょうがを切る

みょうがは細切りにし、水に1分さらして水気をきる。

STEP3
和える

ボウルにすべて入れて和えたら完成♪

ポイント

たたききゅうりは、しょうゆの絡み具合が絶妙でオススメです。
冷やして食べると清涼感アップ♪

ひとことコラムみょうがのアク抜き、必要?

みょうがは独特の香りが魅力の食材ですが、水にさらすことで辛みやアクがやわらぎ、口あたりがより爽やかに。

ただし、長くさらしすぎると風味が抜けてしまうので、1〜2分が目安です。
シャキッとした歯ざわりを残すためにも、さらしたあとはしっかり水気を切って使いましょう。

アレンジでもっとおいしく

しょうゆだけで十分美味しいですが、ときにはこんなアレンジも。
どれもすぐ手に入るお手軽食材なので、ぜひ試してみてくださいね。

磯の風味がプラスされ、ボリュームもUP。おつまみにもおすすめです。

香ばしさが増して、よりコクのある味わいに。

小さじ1/2ほどの酢を足すと、暑い日にも食べやすくなります。

酸味と塩味が加わって、箸が進むさっぱり味に。

まとめ|季節の味を、気負わず楽しむ小鉢

火を使わず、すぐにできる「きゅうりとみょうがのしょうゆ和え」は、夏の定番おかずとして心強い存在です。

シンプルだけれど、みょうがの香りとごま油のコクで、あとを引くおいしさ。
冷やしておけば、食卓に涼しさも運んでくれます。

季節の素材を、少しだけ丁寧に。
そんな台所のひとときが、気持ちまで整えてくれる気がしますね。

調味料から季節の味わいを楽しむ
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