夏の盛りになると、なんだか食欲がわかない…そんなとき、体にすっとなじむ料理が食卓にあると安心しますね。

今回ご紹介する「モロヘイヤと長芋のとろみ和え」は、そんな日のお助け小鉢。

モロヘイヤのやさしいぬめりと、長芋のシャキシャキ感がひとつになって、口の中で心地よく広がります。冷たく冷やせば、蒸し暑い日でもさっぱりと食べられる一品になりますよ♪


夏に食べたい、モロヘイヤと長芋の力って?

「王の野菜」と呼ばれるモロヘイヤは、β-カロテンやカルシウムが豊富で、夏にうれしい栄養がぎゅっと詰まっています。

一方の長芋は、日本で古くから滋養強壮の食材として親しまれ、粘りのある食感は消化を助け、疲れやすい夏にぴったりです。

この二つを合わせれば、体にやさしく、なおかつ食べごたえもある、頼もしい副菜になります!


レシピ|モロヘイヤと長芋のとろみ和え

シンプルな調理法ですが、暑い夏に食べるにはこれがいちばん!…というくらいオススメ。

  • モロヘイヤ…1束
  • 長芋…150g
  • しょうゆ…小さじ2
  • だし汁…大さじ2
  • わさび…少々
STEP1
モロヘイヤの下処理をする

モロヘイヤは葉を摘み、葉と茎とに分ける。茎の硬い部分は取り除く。
沸騰したお湯に、まず茎を入れ10〜15秒下茹でし、その後葉を加えてさらに30秒ほどさっと茹でる。
鮮やかな緑色になったら冷水にとり、水気をしっかり絞って葉と茎を一緒に刻む。

STEP2
長芋を切る

長芋は皮をむき、短冊切りにする。

STEP3
和える

ボウルにだし汁としょうゆを混ぜ、モロヘイヤと長芋を加えてやさしく和える。

STEP4
盛り付ける

器に盛り、お好みでわさびを添える。


おいしく作るコツ

ちょっとした工夫で仕上がりがぐんと良くなり、彩りも食感も楽しめます。

  • モロヘイヤは茹ですぎないことが大切。全体で1分以内に仕上げると、色鮮やかで食感も残ります。
  • 長芋は皮をむいたらすぐに切り、空気に触れる時間を短くすると白さがきれいに保てます。
  • 冷蔵庫で冷やすと、よりさっぱりと美味しく食べられます。

「わさび」を添えて食べるのが、やはりいちばんのおすすめ!ちょっと大人向けです。
お子様や辛さが苦手な方は、そのままでも十分美味しいです!しょうがやポン酢を少しかけても、また違ったさっぱり感が楽しめますよ♪

こんなときにおすすめ

  • 暑さで食欲がないときの副菜に。
  • お酒のおつまみに、さっぱりと。
  • 作り置きして冷やしておけば、夕食の箸休めに。
  • 低カロリーで胃にやさしいので、ダイエット中や夜遅めの軽食にも。

シーンを選ばず役立つ一皿は、日常の食卓にそっと寄り添ってくれる頼もしい存在です!

アレンジのアイデア

少しの工夫で味わいの幅が広がり、飽きずに楽しめるのもこのレシピの魅力です♪

  • ねばねば丼に:ご飯にのせて、納豆やオクラと合わせれば栄養満点の夏ごはんに。
  • 冷やし麺に添えて:そうめんや冷やしうどんの具材にすれば、さっぱりヘルシーな一杯に。
  • 梅干しや柚子胡椒をプラス:香りや酸味を足すことで、より爽やかな味わいに。

おわりに|涼やかで元気をくれる夏の小鉢

今回のレシピ、材料もシンプルで、手間もほとんどかかりません。
けれど、口に入れるとやさしい粘りと清涼感が広がり、夏の疲れをすっとほどいてくれるような一皿です。

冷蔵庫で冷やしておけば、帰宅後にすぐ出せる副菜としても重宝します。
短い時間で作れる、栄養豊かな夏の小鉢を、ぜひ夏の定番に加えてみてください。


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