秋の訪れを感じる頃、食卓に並べたいのが栗ご飯ですね。

秋の定番ご飯ですが、土鍋で炊き上げれば、ふっくらとしたお米に栗の甘みが溶け込み、香ばしいおこげまで楽しめるのでオススメ♪

白米ともち米を合わせて、もっちりとした食感に仕上げた、秋ならではのごちそうを是非ご家族で楽しんでください。


レシピ|土鍋で炊く栗ご飯

土鍋ならではのふっくら感と香ばしいおこげを楽しめる、秋にぴったりの栗ご飯です。

  • 白米 … 2合
  • もち米 … 1合
  • 栗(皮をむいたもの) … 約300g(15〜20個)
  • 水 … 3合分(540ml程度)
  • 酒 … 大さじ1
  • 塩 … 小さじ1強
  • 昆布 … 5cm角1枚
STEP1
下ごしらえ
  1. 米をとぐ
    白米ともち米を合わせてとぎ、ザルに上げて30分おく。(ムラをなくすため、途中でザルを振って米を混ぜる)
  2. 栗の準備
    鬼皮・渋皮をむいた栗は、水にさらしてアクを抜いておく。
    (※栗のむき方は、この後紹介しています)
STEP2
米と水、調味料入れる

土鍋にお米と水540~560mlを入れる。(もち米が入っているので、水加減はやや多め)さらに酒と塩を加え全体を混ぜてならす。

STEP3
昆布と栗をのせる

昆布と水気をきった栗をバランスよく散らしてのせる。

STEP4
火にかけて炊く

フタをして強火に。しっかり沸騰して蒸気が勢いよく出てきたら弱火に落とし、8~9分炊く。おこげを作りたい場合は、仕上げに10~20秒ほど強火にして火を止める。

STEP5
蒸らす

火を止めて、そのまま15分蒸らしたら完成!

STEP6
仕上げる

昆布を取り出し、底からさっくり混ぜる。
器に盛り付け、黒ごまを振って食べる。


炊飯器で作る場合

もちろん、炊飯器でも炊くこともできます。

  • 材料・調味料は同じ。
  • 水加減は炊飯器の「3合」の目盛りにあわせる。(もち米使用の分、若干水を多め)
  • 通常モードで炊飯する。

炊飯器ではお焦げを作ることはできませんが、手軽に美味しく炊くことができます。


栗の皮をむく方法

栗ご飯の大きなハードルが「皮むき」ですね。鬼皮(外側の硬い皮)と渋皮をきれいにむくには、ちょっとした工夫が役立ちます。

熱湯につける
  1. 栗を熱湯に10〜15分浸す。
  2. 取り出して、まだ温かいうちに鬼皮(外側の硬い皮)をむく。
  3. 渋皮がやわらかくなっているので、包丁でそぐようにむく。

一晩凍らせた栗を水につけながらむくと、皮が浮いてはがれやすい。

→ 鬼皮と渋皮を一度にカットでき、たくさんむくときに便利。

👉 むいた栗はすぐに水にさらし、変色を防ぎましょう。


美味しく仕上げるコツ

  • 塩は控えめに
    栗の甘みを引き立てるため、塩は控えめにしましょう。
  • もち米を入れる
    もち米を入れると冷めても美味しいです。
  • 栗の大きさはお好みで
    丸ごと栗と半分に切った栗とを混ぜると、食べやすさと見た目の豪華さを両立できます。小さい栗は切らなくて〇

おわりに|秋のぬくもりを食卓に

炊きたての土鍋を開けたときに立ちのぼる湯気、ふわっと広がる栗の甘い香り…
ひと粒ひと粒のほっくりとした味わいは、食卓に季節の豊かさを運んでくれますね♪

ちょっと手間をかけてむいた栗だからこそ、美味しいご飯ができた時の喜びはひとしお。

秋の夜に、ぜひゆったりと味わってみてくださいね。


\栗ご飯と一緒に楽しみたい【秋のレシピ】/