秋の食卓を彩るほっくりとした甘みの『さつまいもご飯』。
今回は、もち米を合わせてふっくらと、油揚げを加えて旨みと香ばしさを引き立てました。しょうゆとみりんを加えた炊き込み風の味わいは、どこか懐かしくも上品。
一椀の中に、秋の実りと和の香りが広がりますよ。
レシピ|🍠さつまいもご飯(もち米ブレンド・炊き込み風)
ほっくり甘いさつまいもに、もち米のもちっと感をプラス。
油揚げのコクと、しょうゆ+みりんの香ばしい味わいで、秋にぴったりの炊き込みご飯です。
材料(4人分)
- 米 … 2合
- もち米 … 1合
- さつまいも … 中1本(約200g)
- 油揚げ … 1枚
- 【A】しょうゆ … 大さじ2
- 【A】みりん … 大さじ2
- 【A】酒 … 大さじ1
- 【A】塩 … 小さじ1/2
- だし汁 … 【A】を合わせて約540mlにする(炊飯器3合目盛りに合わせても可)
(仕上げ用)
黒ごま … 適量
下ごしらえ
- 米ともち米を研ぐ
米ともち米を合わせて研ぎ、ザルに上げて30分ほどおく。 - さつまいもの準備
さつまいもは皮つきのまま1.5cm角に切り、水にさらしてでんぷんを軽く抜く。 - 油揚げの準備
→ 粗みじん切りにする。
作り方
カップ1程度のだし汁に、【A】(しょう油大さじ2・みりん大さじ2・酒大さじ1・塩小さじ1/2)を入れて混ぜておく。(特に塩を溶かしておくと◎)

米を炊飯器に入れ、ステップ1で調味しただし汁を入れ、3合の目盛りまでだし汁を足して軽く混ぜる。

お米を平らになじませたら、油揚げと水気をきったさつまいもを散らして入れ、通常モードで炊飯する。

全体をふんわり混ぜ、器に盛る。黒ごまをかけて完成。
美味しく仕上げるコツ
さつまいもは大きめに
さつまいもは少し大きめに切ると、炊き上がったときにほっくりとした食感が残りやすくなります。甘みも引き立ち、見た目にも存在感のある仕上がりに。
油揚げの旨みを活かす
油揚げから出るだしとコクが全体の味をまとめてくれます。
よりコクを出すために油抜きはしていません。すっきりと上品な仕上がりにしたい場合は油抜きをしてください。
もち米で食べごたえアップ
もち米をブレンドすることで、しっとり・もちっとした食感に仕上がります。冷めても美味しく、おにぎりやお弁当にもぴったり。
アレンジアイデア
定番のさつまいもご飯を、さらに楽しむためのアレンジ例をご紹介します。季節の具材や香りを加えて、自分好みに仕上げてみてください。
秋の実りご飯に
栗や銀杏を一緒に炊き込むと、さらに季節感が増します。秋の食卓を彩るごちそうご飯に。
香ばしいバターしょうゆ風
炊き上がりにバターを少量としょうゆをひとたらし。香ばしい香りが広がり、お子さまや洋風好みの方にもおすすめです。
具だくさんにして彩りアップ
にんじんやしめじを加えると、彩りも栄養もバランス◎。根菜やきのこの旨みが合わさり、満足感のある炊き込みご飯になります。
一汁三菜で楽しむ|栗ご飯のおすすめ献立例
ほっくり甘い栗ご飯を主役に、汁物と三つのおかずをそろえた一汁三菜の献立をご紹介します。
献立例①:秋のほっこり和食
- 主菜:鮭の塩焼き(香ばしい焼き魚で栗ご飯と相性抜群)
- 副菜1:ほうれん草のおひたし(さっぱり感で口直しに)
- 副菜2:なすと油揚げの煮浸し(だしの味で秋らしさをプラス)
- 汁物:きのこたっぷりのすまし汁
献立例②:ごちそう感をプラス
- 主菜:鶏の照り焼き(甘辛だれが栗の甘みと好相性)
- 副菜1:れんこんのきんぴら(シャキッとした歯ざわりがアクセント)
- 副菜2:春菊の白和え(コクのある副菜で食卓に変化を)
- 汁物:豆腐と三つ葉の味噌汁
献立例③:軽めで上品に
- 主菜:ぶりの照り焼き(脂ののった魚で秋らしさを演出)
- 副菜1:菊花ときゅうりの酢の物(口の中をさっぱり整える一品)
- 副菜2:しめじと小松菜のお浸し(だしのうま味が広がる)
- 汁物:なめこと豆腐の味噌汁
\十五夜を楽しむ献立も紹介しています/
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おわりに|秋の食卓を彩る一椀
香ばしいしょうゆだしの香りは、食卓に秋の深まりを運んでくれます。
炊き込みご飯風の一椀を囲んで、季節の恵みをぜひ味わってみてください^^。
\しょう油で味わう秋の味覚/
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