ころんとした赤い宝石、ミニトマトをまるごとマリネに♪
今回は、「ミニトマトのりんご酢マリネ」の簡単レシピをご紹介します。

りんご酢のやさしい酸味と砂糖のまろやかな甘さが重なって、ひとくち食べればまるでデザートのような味わいに仕上がります。

冷蔵庫で冷たく冷やしておけば、暑い日の副菜にぴったり。作り置きもできるので、夏バテ気味の食卓やおもてなしにもおすすめです。

『ミニトマトのりんご酢マリネ』レシピ

ミニトマト20~25個
【A】りんご酢大さじ2
【A】砂糖大さじ2
オリーブオイル大さじ1
ひとつまみ
STEP1
マリネ液を作る

保存容器に【A】のりんご酢と砂糖を入れてよく混ぜ、砂糖が溶けたら、オリーブオイルと塩を加えてさらに混ぜておきます。

STEP2
トマトの下処理

ミニトマトはヘタを取り除いて洗い、ヘタの反対側に包丁で浅く十字に切れ目を入れます(目安:1cmほど)。

STEP3
皮を湯むきする

鍋にお湯を沸かし、ミニトマトを入れて5~10秒ほど湯通ししたらすぐに冷水にとります。皮が自然にめくれるので、手でやさしくむきましょう。

\ワンポイント
ちょっとひと手間ですが、皮をむくことで食感がぐっと良くなり、マリネ液の味も染みやすくなります。

STEP4
皮をむきマリネ液に浸ける

トマトの水気をしっかりふき取り、マリネ液に加えて混ぜます。冷蔵庫で半日〜1日ほどおくと、しっかり味がなじみます。

黒粒コショウなど、お好みのスパイスを加えても◎

まるでフルーツ!甘酸っぱいミニトマトの魅力

ミニトマトは、糖度が高く果物のような味わいが特徴。皮を湯むきして甘酢に漬けると、まるで「トマトのコンポート」のようなやさしいデザートに変身します。

冷たく冷やしてガラスの小鉢に盛れば、見た目も涼しげで食欲をそそります。

アレンジ&おすすめの食べ方

  • バジルを散らして…ハーブの香りが加わり、より華やかな副菜に。
  • はちみつを少し加えて…よりデザート寄りに。朝食のヨーグルトに添えても◎
  • お酢を変えて…りんご酢の代わりに白ワインビネガー(オリーブオイルとの相性が◎)や米酢(まろやかでやさしい味わいに)でもOK。酸味のまろやかさが少し変わります。

保存のポイント

冷蔵庫で保存すれば、3〜4日ほど日持ちします。清潔な保存容器を使い、取り出す際も清潔なスプーンで。

作り置きしておけば、暑い日のお弁当の彩りや、ちょっと一品足りないときにも重宝します。

ミニコラム】りんご酢のやさしい酸味が決め手

りんご酢は果実酢の中でもクセが少なく、まろやかでほんのり甘い香りが特徴。トマトの甘さと相性が良く、お酢の苦手な方でも食べやすいのが魅力です。

ちなみに、りんご酢にはクエン酸やポリフェノールも含まれており、夏バテや疲労回復にも一役買ってくれます。

おわりに|夏の常備菜にぴったりのやさしいひと皿

暑くて食欲がない日も、ひんやり冷たいこのマリネがあれば、つい手が伸びる。そんな優しい味わいの副菜です。

ミニトマトがたくさん手に入ったら、ぜひ試してみてくださいね。
おもてなしや、夏休みの家族のお昼ごはんにもぴったりですよ♪