夏の定番・ゴーヤーチャンプルーを、白だしのやさしい旨みで仕立てました。
苦味のあるゴーヤーも、白だしの旨みと卵のふんわり感で、食卓に馴染むやさしい味わいになります。
今回は、先に豆腐に焼き目を付け煮崩れない方法で、見た目にもこだわって作ってみました。
少し香ばしさが加わり、ゴーヤーの苦味も白だしと卵でまろやかに包んだ、ご飯はもちろん、お酒のおともにもぴったりの一皿です。
レシピ|和だしで食べるゴーヤーチャンプルー
材料(3~4人分)
- ゴーヤー … 1本
- 木綿豆腐 … 1丁(約200g)
- 豚薄切り肉 … 200g
- 卵 …L 3個
- サラダ油 … 大さじ1
調味料(合わせ調味料)
- 白だし … 大さじ2
- 酒 … 大さじ2
- みりん … 大さじ1
- しょうゆ… 小さじ1
作り方
STEP1
下ごしらえ
- ゴーヤーは縦半分に切ってワタと種を取り、3〜4mm幅にスライス。軽く塩もみして10分ほど置き、水で洗って絞る。
- 豆腐はキッチンペーパーに包み重しをして、30分以上置いてしっかり水切り。大きめのさいの目切りにする。
- 豚肉は食べやすい大きさに切る。
- 小さなボウルに調味料をすべて入れ、混ぜ合わせておく。

STEP2
豆腐を焼く
フライパンにサラダ油を熱し、豆腐を並べて中火で両面にこんがり焼き色をつける。焼けたら一旦取り出しておく。

STEP3
豚肉・ゴーヤーを加えて炒める
同じフライパンで豚肉を炒め、色がだいたい変わってきたらゴーヤーを加えて強火で炒め合わせる。

STEP4
調味する
合わせておいた調味料を加え、一度煮立たせるように全体に絡める。

STEP5
豆腐と卵で仕上げ
豆腐を戻し入れ軽く混ぜ合わせたら、溶き卵を流し入れ、半熟状で火を止めて完成♪

美味しく作るポイント
- 豆腐はしっかり水切り(30分以上):余分な水分を飛ばすことで、香ばしく焼け、崩れにくくなります。
- 豆腐は最初に焼く:こんがりとした焼き色がつき、見た目も風味もアップ。最後に戻しても形が崩れにくくなります。
- 具材の順番を守る:豆腐を一旦取り出し、豚肉・ゴーヤー→調味→豆腐戻し→卵、の流れで仕上げるとバランスよく仕上がります。
- 卵は余熱で仕上げる:ふんわり感を残して全体をやさしい口当たりになります。
アレンジのアイデア
- 最後にごま油をひと回し、さらに香ばしく風味豊かに仕上がります。
- 仕上げにかつお節を散らすと、白だしとの相乗効果で旨みがアップします。
- ツナ缶で手軽にアレンジ:豚肉の代わりに使っても◎。
- 彩り野菜を追加:ズッキーニやパプリカを入れると、夏らしい彩りになります。
迷わない今日の献立
旬の食材を主役にした和の一汁三菜。
バランスよく、季節感を大切にした組み合わせで、毎日の食卓づくりを応援します。
—迷わない今日の献立—
🍚 白だし香るゴーヤーチャンプルー定食
🌿 この献立のポイント 🌿
香ばしい豆腐入りのゴーヤーチャンプルーを主役に、さっぱり系と煮物系の副菜を合わせました。汁物はきのこの澄まし汁で、暑い日にも食べやすく。苦味・甘み・旨みが調和する一汁三菜です。
🍴 おすすめ献立 🍴
- 主食:雑穀米ごはん
- 汁物:きのこの澄まし汁
- 主菜:白だしゴーヤーチャンプルー
- 副菜①:冷やしトマトのおかか和え
- 副菜②:切り干し大根の煮物
おわりに|夏の食卓に、やさしい彩りを
沖縄で親しまれてきたゴーヤーも、いまでは全国の畑や家庭菜園で育ち、夏の食卓を彩る存在になりました。
暑さで食欲が落ちがちなときこそ、ゴーヤーのほどよい苦味が身体を元気づけてくれます。主役のおかずとしてだけでなく、献立全体のバランスを意識すれば、日々の食事がさらに豊かで楽しいものになるはず。季節の移ろいとともに、食卓に小さな工夫を取り入れてみてください。
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