おでんといえば、だしの旨みをじっくり味わう冬の定番料理。
そのままでも十分おいしいですが、南信州の一部地域では「ねぎダレ」をかけて食べるという、ちょっと変わった食べ方があります。

刻んだ長ねぎに、かつお節としょうゆを合わせただけのシンプルな薬味。
それをおでんに添えるだけで、味わいがきりっと引き締まり、思わずご飯が進む一品に変わります。

たくさん作り置いたおでんに、少し変化をつけたいとき・・・
ぜひ試してほしい、南信州の小さな食文化をご紹介します。


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おでんにかける【ねぎダレ】レシピ

おでんはご家庭のいつもの味で大丈夫です。
だしのきいた、しょうゆベースのおでんと特に相性が良いですよ。

  • 長ネギ    1本
  • かつお節   10g位
  • しょうゆ    大さじ3
STEP1
ねぎを刻む

長ねぎはみじん切りにする。細かく刻むことで、しょうゆやかつお節となじみやすくなり、薬味としての一体感が生まれる。

STEP2
調味料と合わせる

ボウルに、刻んだ長ねぎ、かつお節、しょうゆを入れ、全体をよく混ぜ合わせる。かつお節の旨みがしょうゆに溶け出し、ねぎの香りを引き立てる。

STEP3
味をなじませる

ラップをして冷蔵庫に入れ、1時間ほど置く。時間を置くことでねぎの辛味がやわらぎ、角の取れた味わいにまとまる。

STEP4
おでんにかける

食べる直前に、お好みのおでんにかける。だしの旨みとねぎダレの香ばしさが重なり、味にメリハリが生まれる。

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美味しく楽しむポイント

  • 練りからしや柚子胡椒を添えると、さらに味の奥行きが出ます
  • 分量はお好みで調整してください
    (ねぎ多め、しょうゆ控えめもおすすめです)
  • 時間を置くことで、ねぎの辛味がやわらぎ、全体がまとまります

コラム|同じ南信州でも、こんなに違う?

南信州で生まれ育った私ですが、この「ねぎダレおでん」を知ったのは20代の頃。社会人になり、飲食の仕事に就いてからでした。

実家ではこの食べ方をしておらず、直線距離で5kmも離れていない、いわば同じ地域の中でこんなにも違う食文化があることに、当時とても驚いたのを覚えています。

今ではすっかり我が家の定番。
おでんはご飯のおかずになるのか問題にも、このねぎダレがきれいに終止符を打ってくれました。(※個人的見解です)


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おわりに|家庭の味に、そっと寄り添うアレンジ

おでんは、地域や家庭ごとに味や食べ方が違う料理。
だからこそ、それぞれの「いつものおでん」を大切にしてほしいと思っています。

そのうえで、たくさん作ったおでんに少し飽きてきたときや、今日はご飯と一緒に食べたいな、という日に。

南信州の「ねぎダレおでん」、よかったらちょっと試してみてくださいね♪


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