秋の訪れを感じる頃、ほくほくの栗で作る「栗きんとん」が最高ですね♪
中津川風の栗きんとんは、あんを茶巾に絞っただけのシンプルな和菓子。栗と砂糖だけで作る自然の甘みが魅力です。
おうちでも手軽に作れるよう、下ごしらえから丁寧にご紹介します。
レシピ|栗きんとん(中津川風)
材料(約8~10個分)
- 栗(生栗) … 約500g(正味300g)
- 砂糖 … 100~120g(好みの甘さで調整)※今回はグラニュー糖を使用。上白糖、きび砂糖などでも◎
- 塩 … ひとつまみ
作り方
STEP1
栗を蒸してくり抜く。
栗は洗って、鬼皮のまま蒸し器で40~50分蒸す。(茹でる場合は、沸騰後弱火で5分茹で、蓋をして30分置く)
STEP2
くり抜いて裏ごしする
蒸しあがった栗は、熱いうちに半分に切ってスプーンなどでくり抜き、裏ごし器でこす。(すり鉢ですっても◎)

STEP3
鍋で練る
鍋に栗と砂糖、塩ひとつまみを入れ、弱火で木べらで練る。
水分が少ない場合は、水を少しを加えて調整し(小さじ1~2程度)、
焦げないように注意しながら、もったりするまで練り上げる。

STEP4
茶巾に絞る
なるべく熱いうちに30g程度に丸め、ラップにくるんで形を整える。乾燥しないようにそのまま冷まして食べるときにラップを外す。

美味しく作るコツ
- 栗は新鮮なものを使用:
収穫から日が浅いほど風味がよく、甘みが際立ちます。 - 裏ごしは頑張った分だけ滑らかに♪
少し手間ではありますが、裏ごしすることで滑らかな口どけに。 - 水分量の調整:
栗の水分によって仕上がりが変わるため、焦げないよう少しずつ湯を加えるのがコツ。最初はぽろぽろしていても、加熱して練っていくうちにモッタリとしてくるので、くれぐれも水を入れすぎないように注意。
保存と楽しみ方
- 保存方法:
冷蔵で2〜3日。乾燥を防ぐため、ラップで個包装に。 - 冷凍保存:
1つずつラップ→密閉容器で冷凍し1か月、自然解凍で。 - お茶うけに:
煎茶やほうじ茶はもちろん、抹茶にもよく合います。おもてなしのお茶請けにオススメ!
おわりに|秋の恵みをそのままに
手をかけた分だけ、栗の香りがやさしく広がる栗きんとん。
小さくても、季節の幸せを包み込んだような味わいです。
秋の贈り物やお茶時間に、ぜひ手作りしてみてください。
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