春菊は、さっと火を通したときの香りが本当にいいですね。
そんな春菊を、ふんわり卵と合わせて作る「春菊のかきたま汁」は、忙しい日でもすぐにできて、ほっと肩の力が抜けるような一椀です。
だしの香りに、春菊の爽やかなほろ苦さがふわっと重なって、とても心地よいやさしい味わいになります。
普段の食卓はもちろん、おもてなしの席にも喜ばれる上品なお椀です。ぜひお試しください。
レシピ｜春菊のかきたま汁
材料（2人分）
- 春菊…1/2束
- 卵…1個
- だし…400ml
- しょうゆ…小さじ1
- 塩…少々
- 片栗粉…小さじ1（水小さじ２で溶く）
- 塩（下茹で用）…少々
作り方
STEP1
春菊の下ごしらえ
塩を入れた熱湯で15秒ほどサッとゆで（茎から先に入れる）、冷水にとって色止めし、水気を軽くしぼって2～3㎝の長さに切っておく。
STEP2
だしを準備する
鍋にだしを入れて中火で温め、しょうゆと塩でやわらかく調える。弱火にして水溶き片栗粉を加え軽くとろみをつける。
STEP3
卵をふんわりとじる
溶き卵を細く流し入れ、ふんわり固まったら火を止める。
STEP4
春菊を加えて仕上げる
ゆでておいた春菊を加え、余熱であたためる程度に軽くなじませる。
美味しく作るポイント
卵は「弱い沸騰」で
強火だと卵が固くボソッとしがち。小さくふつふつする程度の火加減がやさしく仕上がります。
春菊は最後に
火を入れすぎると香りがとんでしまうので、仕上げにサッと。
おわりに｜心にやさしい一椀を
春菊の香りと卵のやわらかさが合わさると、とてもやさしい味になります。
簡単なのに満足感があり、朝食や夕食の副菜にもぴったり。季節を問わず楽しめる一椀なので、春菊を買った日はぜひ思い出して作ってみてください♪
