~さしすせそ歳時記|季節の食材と和の調味料で楽しむ、四季の台所~
日本の台所には、昔から受け継がれてきた「さしすせそ」の知恵があります。
砂糖(さ)・塩(し)・酢(す)・醤油(せ)・味噌(そ)。
それぞれの調味料は、旬の食材を引き立て、季節の食卓を豊かに彩ってくれます。
このシリーズでは、旬の恵みと和の調味料を組み合わせた、季節感あふれるレシピをご紹介します。
寒くなってくると、こってりした煮ものが恋しくなりますよね。
今回はそんな一品・・・
脂がのったぶりを味噌で煮た「ぶりの味噌煮」は、冬の食卓にぴったりの一品です。
赤味噌のコクとしょうがの香りがぶりの旨味を引き立てて、ごはんにもお酒にもよく合います。
寒い季節に食べたい、食欲をそそられる、こっくり温かいおかずです。
レシピ|ぶりの味噌煮
材料(4人分)
- ぶり切り身 … 4切れ
- 赤味噌 … 大さじ4(今回は「赤だし味噌」使用)
- 酒 … 大さじ4
- みりん … 大さじ4
- 砂糖 … 大さじ1と1/2
- 水 … 200ml
- しょうが(薄切り) … 5~6枚
- 白髪ねぎ…適量
- 甘長とうがらし…1本(なくても〇)
作り方
魚の臭みが気になる方は、下処理をしておくと安心です。(必ずしも必要ではありません)
鍋に水・酒・みりん・砂糖・しょうがを入れて中火にかけ、ひと煮立ちさせます。

ぶりを加え、落とし蓋をして中火で5分ほど煮ます。表面がしっとりと白くなったらOK。

赤味噌を溶き入れ、煮汁をかけながらさらに5分ほど煮ます。煮汁がとろりとして、照りが出てきたら火を止めます。

器に盛り、煮汁をたっぷりかけて。お好みで白髪ねぎ・針しょうがなどを添えても。(今回は白髪ねぎをのせています)あれば、焼いた甘長とうがらしやししとうを添える。
美味しく作るポイント
- ぶりの下処理をひと手間
臭みが気になるときは、90℃のお湯で霜降りにし、やさしく汚れを洗い流してから煮ると、すっきり仕上がります。 - 味噌は最後に
最初から入れると焦げやすいので、煮立てたあとに溶き入れるのがコツ。 - 煮汁は煮詰めすぎない
少しとろみがつくくらいがベスト。煮詰まりすぎると塩気が強くなります。
保存方法
- 冷蔵保存:保存容器に入れ、冷蔵で2〜3日が目安。
- 冷凍保存:煮汁ごと小分けにして冷凍で約2週間。自然解凍または電子レンジで温め直してください。
アレンジアイデア
- 大根やごぼうを一緒に煮る
根菜を加えるとボリュームもアップ。ぶりの旨味がしみ込み、より滋味深い味わいに。 - 味噌の種類でアレンジ
赤味噌→濃厚に、合わせ味噌→やさしくまろやかに。お好みの味噌でお試しを。
🍚迷わない今日の献立|「ぶりの味噌煮」
冬の食卓にぴったりな、ほっとあたたまる一汁三菜。
主菜のぶりの味噌煮を中心に、旬の野菜を使った副菜とやさしい汁物でバランスよくまとめました。
味の強弱や色のバランスを意識すると、家庭の献立もぐっと料亭風に仕上がります。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
🥢主菜|ぶりの味噌煮
赤味噌のコクとしょうがの香りが、脂ののったぶりを引き立てる冬のごちそう。
🥢副菜①|春菊のごま和え
香り高い春菊を使って、ほろ苦さと香ばしさを添える箸休めに。
🥢副菜②|大根と人参のなます
さっぱりとした酸味で口の中をリセット。味噌煮との相性も抜群です。
🥢汁物|豆腐とねぎの味噌汁
やわらかな豆腐に、ねぎの甘みを合わせて。やさしい味わいで締めくくります。
🥢ご飯|白ごはん または 雑穀米
ぶりの味噌だれが染みたごはんは、思わずおかわりしたくなるおいしさ。

🕊ひとことメモ
味噌ベースの献立は、味が重くなりがち。
副菜に酸味や香味野菜を入れると、全体が軽やかにまとまります。
おわりに|冬の台所に、湯気と香りを添えて
コトコトと煮える鍋から、味噌としょうがの香りがふわっと立ちのぼると、急におなかがすいてきます^^;
ぶりの味噌煮は、むずかしいことをしなくても、ちゃんとごちそうになる一品。
冬の夕ごはんがぐっと豊かになります。
少しハードルが高く感じる魚料理も、とても手軽でしかも立派なメイン料理に!
ぜひ試してみてください♪
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