透きとおっただしに、やさしい具をそっと添えた一椀。
絹豆腐と大根、三つ葉はあくまで脇役として、柚子の香りをいちばん美しく引き立てる組み合わせです。
冬の行事食にはもちろん、静かに季節を感じたい日の汁物としても。
香りを楽しむことを第一に、味付けは控えめに仕上げます。
レシピ|ゆずの香りのすまし汁(豆腐・大根入り)
材料(2人分)
- だし汁 … 400ml(かつお・昆布だし)
- 絹豆腐 … 80〜100g
- 大根 … 3〜4cm分
- 薄口しょうゆ … 小さじ1
- 塩 … 少々
- 柚子の皮(黄柚子) … 少々
- 柚子の果汁 … 小さじ1/2〜1(好みで)
- 三つ葉 … 少々
作り方
・大根は細めの短冊切りにし、軽く下茹でして水気を切っておく。
・絹ごし豆腐は角を整えて食べやすい大きさに切る。
・柚子の皮は白いワタを除き、細いせん切りにする。

鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰させないよう静かに温める。
大根、豆腐を加えて温まったら、薄口しょうゆと塩でやさしく味を整える。

火を止めてから柚子の果汁を加える。
椀に注ぎ、柚子皮と三つ葉を添える。

美味しく仕上げるポイント
柚子は必ず火止め後に
柚子の香り成分はとても繊細で、加熱すると一気に飛んでしまいます。皮も果汁も、火を止めてから加えることで、椀を口に運ぶ瞬間の立ち香がいちばん美しく残ります。
味は「物足りない手前」で整える
すまし汁を単体で味見すると、少し薄く感じるくらいがちょうどよい加減。塩気を抑えることで、だしの余韻とともに柚子の香りがふわりと前に出てきます。
具は少なめが正解
具を入れすぎると香りが分散してしまうため、椀の中に“何もない余白”を残す意識が、このすまし汁の美味しさにつながります。
保存・作り置きについて
- 当日中がおすすめ
柚子の香りを楽しむ汁物のため、作り置きは不向きです。 - だしまでなら前日可
だしは冷蔵で保存し、仕上げは必ず食べる直前に。
おわりに|香りで季節を味わうということ
特別な具をたくさん入れなくても、だしと柚子の香りがあれば、冬の一椀はごちそうになります。
ふわりと立ちのぼる香りと、やさしい塩味の奥に、柚子の余韻が静かに広がります。
行事食、おもてなしの一椀はもちろん、慌ただしい日常の中でも、少しだけ立ち止まりたいときに。香りを味わうすまし汁を、食卓に添えてみてください。
\やさしい味わいの和風汁物レシピ/
▼
\和だし帖|うま味と季節をたのしむ台所便り/
▼
\柚子の美味しい使い方/
▼
\季節を愉しむ♪行事食カレンダー/
▼
LINE公式アカウント開設しました!
「行事食って、難しそう…」と思っていませんか?
お正月のおせちや、ひな祭りのちらし寿司、
冬至のかぼちゃ——
日本には、季節ごとに食べるものがあります。
でも、忙しい日々の中でそれを毎回きちんと
用意するのは、なかなか大変ですよね。
LINE公式アカウントでは、
そんな方に向けて月2~3回、
こんな情報をお届けしています。
・家庭で手軽に楽しめる行事食のアイデア
・思わず誰かに話したくなる和食文化の豆知識
・今が旬の食材を使った、シンプルな和食レシピ
「完璧にやらなくていい。
季節を感じながら、
ちょっとだけ丁寧な暮らしがしたい…」
そんなゆるやかな気持ちで、
日々の食卓に和の豊かさを取り入れていただけたら嬉しいです。
ブログへのリンクとともにお届けするので、
時間があるときにじっくり読んでいただけます。
───────────────────
🎁お友達登録プレゼント🎁
───────────────────
いまLINEのお友達登録をしていただくと、
【保存版PDF】12か月の和食暦(全12ページ)
を無料でプレゼントしています。
旬の食材・行事食・二十四節気を
月ごとにまとめた1冊で、
手帳に挟んだり、冷蔵庫に貼ったり、
一年を通して活躍してくれる内容です。
\下のボタンからぜひご登録ください♪/



