さしすせそ歳時記|季節の食材と和の調味料で楽しむ、四季の台所

日本の台所には、昔から受け継がれてきた「さしすせそ」の知恵があります。
砂糖(さ)・塩(し)・酢(す)・醤油(せ)・味噌(そ)
それぞれの調味料は、旬の食材を引き立て、季節の食卓を豊かに彩ってくれます。
このシリーズでは、旬の恵みと和の調味料を組み合わせた、季節感あふれるレシピをご紹介します。

生で食べることが多いわさび菜ですが、炒め物にしても美味しい♪
今回は、わさび菜の、すっと鼻に抜けるような香り楽しめる、シンプルな炒め物を紹介します。

油揚げのやさしいコクと合わせて、さっと火を通し、味付けはしょうゆだけ。
調味は控えめでも、わさび菜ならではの個性が、きちんと一皿をまとめてくれます。

美味しく仕上げるコツも紹介しています。ぜひ試してみてください。


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レシピ|わさび菜と油揚げのさっと炒め

  • わさび菜 … 1束(約80〜100g)
  • 油揚げ … 1枚
  • ごま油 … 小さじ1
  • しょうゆ … 小さじ1
  • 白ごま … 適量
STEP1
下ごしらえ

わさび菜は根元を落とし、3〜4cm長さに切る。
 ※葉と茎は分けておくと仕上がりがきれいです。
油揚げは、細めの短冊切りにする。

STEP2
油揚げを炒める

フライパンにごま油を入れて中火で熱し、油揚げを入れる。
 軽く焼き色がつくまでさっと炒め、コクを引き出す。

STEP3
わさび菜の茎→葉の順に加える

まず茎を入れて10〜15秒ほど炒め、
続いて葉を加え、全体をさっと混ぜる。

STEP4
調味して仕上げる

しょうゆを鍋肌から回し入れ、火を止める。
余熱で混ぜ、器に盛って白ごまをふる。


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おいしく作るポイント

わさび菜の香りと辛味を活かすには、手早さと順番がいちばんのコツ。

  • 炒め時間は合計30秒〜1分
     わさび菜は火を入れすぎると、香りも辛味も抜けやすい野菜です。フライパンに入れたら、しんなりする前に火止めするくらいがちょうどよく、余熱で仕上げるイメージで。
  • しょうゆは最後に、鍋肌から
     先に入れると水分が出やすく、色も付きすぎてしまいます。
     仕上げに鍋肌から少量回し入れることで、香ばしさだけをまとわせることができます。
  • 油揚げは先にしっかり温める
     最初に油揚げを炒めておくことで、余分な水分を吸いにくくなり、わさび菜がべちゃっとせず、軽い口当たりに仕上がります。

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こんなアレンジも

基本の作り方をベースに、お好みで調味や仕上げを少し変えてみてください。

  • 白だし仕立てで、より上品に
    しょうゆを白だし小さじ1/2に替えると、色味が淡く、やさしい味わいに。
    わさび菜の香りが前に出て、和食の副菜としてとても使いやすくなります。
  • 七味唐辛子をひとふり
    仕上げに七味唐辛子を少量。わさび菜の辛味に奥行きが出て、お酒のお供にも合う一皿に。
  • しらす・ちりめんじゃこをプラス
    油揚げと一緒にしらすを少量加えると、塩気とうま味が自然に重なります。調味を減らしても、満足感のある味わいになります。
  • ごま風味を強めたいときは
    白ごまをすりごまに替えるだけで、香ばしさがぐっとアップ。ごま油を少し控えめにすると、全体のバランスが整います。

ミニコラムわさび菜の加熱調理

わさび菜は、名前のとおりわさびのような香りと、ほのかな辛味が特徴の葉物野菜です。

生で食べるとシャープな印象がありますが、火を通すことで角が取れ、やさしい風味に変わります。油揚げや卵など、味のやわらかい素材と合わせることで、わさび菜の個性が自然に引き立ちます。

そして、香りを楽しむ野菜は、「短時間で火を通して、すぐ食べる」がポイントです


おわりに|香りを楽しむ、軽やかな副菜

特別な調理をしなくても、ごま油としょうゆだけで完成!風味のある季節野菜は、これだけで一皿を印象づけてくれます。

あとはその日の献立や気分に合わせて、調味を少し変えたり、具材を足したりしながら、無理のないかたちで楽しんでみてください。

香りを味わう小さな贅沢が、いつもの食卓をやさしく整えてくれますよ♪


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