さしすせそ歳時記|季節の食材と和の調味料で楽しむ、四季の台所

日本の台所には、昔から受け継がれてきた「さしすせそ」の知恵があります。
砂糖(さ)・塩(し)・酢(す)・醤油(せ)・味噌(そ)
それぞれの調味料は、旬の食材を引き立て、季節の食卓を豊かに彩ってくれます。
このシリーズでは、旬の恵みと和の調味料を組み合わせた、季節感あふれるレシピをご紹介します。

ほんのり香る辛味とシャキッとした歯ざわりが魅力のわさび菜。
冬から春にかけての香味野菜として知られていますが、産地によっては秋の終わりごろから出回り始め、10月の市場や産直でも新鮮な葉を見かけるようになります。

今回は、そんな“走り”のわさび菜を使って、しらすの塩気とごま油の香りを合わせた和えもの、いわば「サラダ」のご紹介です。

さっと和えるだけで作れる手軽さと、食卓を引き締める爽やかな辛味が魅力の一皿です。あと一品ほしいときや、ご飯のお供・おつまみにもぴったりです。


レシピ|わさび菜としらすの和えもの

  • わさび菜…1/2束(約80g)
  • しらす…大さじ2~3(約10g)
  • しょうゆ…小さじ1
  • ごま油…小さじ1/2
  • (お好みで)白ごま…少々
STEP1
わさび菜を切る

わさび菜は洗って水気をしっかり切り、4cmほどの食べやすい長さに切る。

STEP2
しらすに調味料を合わせる

ボウルにしらす、しょうゆ、ごま油を入れてよく混ぜておく。

STEP3
わさび菜を加えて和える

しらすのボウルにわさび菜を加え、全体をさっと和える。

STEP4
器に盛り、白ごまをふる

器に盛りつけ、お好みで白ごまをふる。


🍃豆知識コラム|わさび菜の辛味はどこから?

わさび菜のピリッとした辛味は、アリルイソチオシアネートという成分によるもの。わさびやからしと同じ辛味成分で、刻んだり噛んだりすると細胞が壊れることで香りが立ちます。

調理の直前に切ると香りが引き立って、食欲をそそる刺激が生まれます。時間が経つと辛味はやわらぐので、辛さを控えたいときは少し置いてから和えるのもおすすめ♪


美味しく作るポイント

  • わさび菜の水分を取る
    水気が残っていると味がぼけるので、水気が残っていたらペーパーで軽く押さえておくのがオススメ。
  • 味なじみをよくする工夫。
     しらすに調味料を先に混ぜておくと、全体の味が均一になります。また、わさび菜のシャキシャキとした食感を生かすため、混ぜすぎないのがコツです。
  • お好みで白ごまがオススメ
    白ごまをかけることで香ばしさが加わり、見た目にも彩りが増します。

保存方法

  • 冷蔵保存:密閉容器に入れ、冷蔵で1日ほど保存できますが、できるだけ食べきってしまうのがオススメです。量が多いときは、食べきれる分だけずつ和えると◎。

おわりに|秋のはじまりに楽しむ香味の一皿

わさび菜の辛味としらすのうま味が重なって、シンプルなのに奥深い味わいの和え物です。火を使わずに作れるので、忙しい日やあと一品ほしいときに重宝します。
秋の走りから春まで長く楽しめるわさび菜。旬の香りをさっと和えて、季節の移ろいを感じてみてください。


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