旬の里芋と年間を通して水揚げされるスルメイカの煮物です。
和食の煮物のレパートリーには是非加えておきたい「王道の煮物」です♪
『いかと里芋の煮物』レシピ
材料(2~3人分)
- スルメイカ 1杯
- 里芋(中) 8~10個
- 【A】だし汁 300ml
【A】しょうゆ 大さじ1
【A】酒 大さじ1
【A】みりん 大さじ1
【A】砂糖 大さじ1/2
作り方
STEP1
里芋の下準備をする
里芋は厚めに皮をむく。お湯を沸騰させた鍋に塩をひとつまみ入れ、約5分下茹でしてからザルに上げ、流水でヌメリを洗い流す。
STEP2
いかの下準備をする
スルメイカは足を内蔵ごと引っ張って取り出し、軟骨も抜いてよく洗う。
胴は1.5㎝幅の輪切りにし、足は吸盤をこそげ取り、2本ずつに切り分けて長い足は半分にする。
STEP3
いかを煮る
鍋に【A】をすべて入れ煮立たせ、イカを入れてアクを取ながら2~3分煮て、いったん取り出しておく。
STEP4
里芋を煮る
いかを取り出した鍋に里芋を入れ、落し蓋をして約5分煮る。
STEP5
いかを戻して煮る
イカを鍋に戻し、さらに3~4分煮る。
里芋に竹串がスッと刺さる程度に柔らかくなっていれば出来上がり♪
ポイント
■里芋のヌメリには栄養成分もあるのですが、今回は仕上がりの美しさと味の染み込みをよくするためにぬめりを落としてから煮ています。
■イカは加熱しすぎると硬くなるので、途中で取り出しておくのがポイントです。
おわりに…スルメイカの旬はいつ?
スルメイカは北海道から東北にかけて、海流に乗って一年中回遊しているので、年間を通して水揚げされます。
そのなかでも7月~9月の春から夏にかけて、暖流にのって北上してくるスルメイカが最も美味しい旬の時期で「夏イカ」ともいわれています。
カリウムやリン、亜鉛など栄養も豊富で、刺し身・煮る・焼く・干すといった様々な料理が美味しく味わえる、とてもありがたい食材ですね♪