さしすせそ歳時記|季節の食材と和の調味料で楽しむ、四季の台所

日本の台所には、昔から受け継がれてきた「さしすせそ」の知恵があります。
砂糖(さ)・塩(し)・酢(す)・醤油(せ)・味噌(そ)
それぞれの調味料は、旬の食材を引き立て、季節の食卓を豊かに彩ってくれます。
このシリーズでは、旬の恵みと和の調味料を組み合わせた、季節感あふれるレシピをご紹介します。

つるんとした食感が心地よい、芋茎(ずいき)。
素朴な味わいの中に、ほんのりとした酸味と味噌のコクをきかせると、なんともやさしいお惣菜になります。

夏の暑さで疲れ気味の季節にも、酢のさっぱり感が口をさわやかにしてくれて、思わず箸がすすみます。

冷蔵庫で冷やしておけば、夕飯の副菜やお弁当の彩りにもぴったり。旬のずいきが手に入ったら、ぜひ試してほしい一品です。


レシピ|ずいきの酢味噌和え

  • ずいき…150g
  • 白味噌…大さじ1
  • 酢…大さじ1
  • 砂糖…小さじ2
  • 白ごま…少々
STEP1
下ごしらえ

下ゆでしたずいきを4cmほどの長さに切り、水気をしっかり絞る。

(ゆで方は👉「和ごころ素材図鑑|芋茎(ずいき)」で詳しく解説しています)

STEP2
酢味噌を作る

ボウルに白味噌・酢・砂糖を入れ、よく混ぜ合わせます。

STEP3
和える

ずいきを加えてやさしく混ぜ、器に盛って白ごまをふる。


ミニコラム|夏から秋へ、季節をつなぐ野菜
芋茎(ずいき)は、夏の盛りに採れる赤ずいきと、秋まで長く出回る白ずいきがあります。
酢味噌和えのようなさっぱりした料理は、夏には涼味を、秋には名残の味わいを楽しませてくれます。

美味しく作るポイント

  • 水気をよく絞る
     ずいきの水分が残っていると、味がぼやけてしまいます。
     軽く押すようにしてしっかり絞るのがコツです。
  • 白味噌のやさしい甘みを生かす
     白味噌がない場合は合わせ味噌でもOK。やや塩気が強いので、砂糖を少し多めに。
  • 味をなじませる
     和えてから10分ほど置くと、ずいきに酢味噌の味がしっとりなじみます。

アレンジアイデア

お好みでこんなアレンジもいかがでしょう^^

  • 辛子酢味噌に
     練り辛子を少し加えると、きりっとした味わいに。
  • 彩りを添えて
     千切りきゅうりやワカメを加えると、夏らしい涼味のある一品に。
  • 田楽風に
     酢を少し控えて味噌を濃いめにすれば、焼き野菜やこんにゃくの田楽たれにも応用できます。

  • 冷蔵保存:密閉容器に入れて冷蔵で2〜3日が目安。
     食べる前に軽く和え直すと、味が均一になります。
  • 冷凍保存おすすめしません。ずいきの食感が変わり、水っぽくなりやすいため。

おわりに|やさしい酸味でほっとひと息

ずいきの酢味噌和えは、派手さはないけれど、口にするとどこか懐かしく、ほっとする味。
酢のさっぱり感と白味噌のまろやかさが、日々の食卓に小さな涼を添えてくれます。

冷やしておくと、食欲のない日にもつるんと食べやすく、もう一品ほしいときにも重宝します。季節の恵みをやさしく味わうような気持ちで、ぜひ作ってみてくださいね。


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