ほっくり甘いさつまいもと、香ばしいきのこ。秋になると、どちらも食卓に並べたくなる素材ですよね。

そんな旬の組み合わせを、やさしい豆腐の衣で包んだ「さつまいもときのこの白和え」です。きのこに軽く下味をつけておくことで、だしの旨みがほんのり広がり、味わいにぐっと深みが出ます。

派手さはないけれど、一口食べるとじんわり心がほぐれるような、そんな秋の副菜です。


レシピ|さつまいもときのこの白和え

材料分量
さつまいも中1本(約200g)
しめじ1/2袋
生しいたけ2枚
舞茸1/2袋
ごま油少々

〈きのこの下味〉

材料分量
しょうゆ小さじ2
みりん小さじ2
だし汁(または水)大さじ2

〈和え衣〉

材料分量
木綿豆腐1/2丁(150g)
白すりごま大さじ2
味噌小さじ2
砂糖小さじ1
薄口しょうゆ小さじ1
少々
STEP1
下ごしらえ

豆腐はキッチンペーパーに包んで重しをして水切りをしておく(できれば1時間半程度水切りしておくと◎)

しめじは小房に分け、しいたけは薄切り、舞茸は手でほぐす。

さつまいもは1㎝角に切り、水に10分程さらしてアク抜きをしてザルにあげる。

STEP2
さつまいもを茹でる

鍋に、さつまいも入れ、ひたひたの水と塩少々(分量外)を加えて中火にかける。竹串がスッと通る程度にゆで(7〜8分)、ザルに上げて冷ます。

STEP3
きのこに下味をつける

フライパンにごま油を熱し、きのこを中火で炒める。水分がとんで香りが立ったら、しょうゆ・みりん・だし汁を加え、汁気がほとんどなくなるまで炒り煮にし、火を止めて冷ます。

STEP4
和え衣を作る

すり鉢で白すりごまをすり、豆腐を加えてすり棒でほぐしながら混ぜ合わせる。味噌・砂糖・薄口しょうゆを加えて、なめらかになるまでよくすり混ぜる。

豆腐を裏ごししておけば、より滑らかになりオススメです。

また、フードプロセッサーを使っても◎。白ごまはすっておいてね。(最初から白すりごま購入でもOK)

STEP5
和える

冷ましたさつまいもときのこを和え衣に加え、やさしく混ぜ合わせる。味を見て、足りなければ塩で整える。

すり鉢が大きければ、さつまいもときのこを加えて、すり鉢で和えてOK。

STEP6
盛り付け

器に盛り、仕上げに白ごまをひとつまみふる(なくても◎)。


美味しく作るコツ

上品に仕上げるためのポイントは、火加減と下味、そして豆腐の扱い方。
ひと手間で、やさしい味わいの中にしっかりとした旨みが生まれます。

形がしっかり残る程度に火を通すことで、豆腐衣との食感の対比が生まれます。
ほっくりとした歯ざわりが残るくらいが、見た目にも上品です。

和え衣と合わせると味がやや薄まるため、きのこは下味の段階でやや濃いめに仕上げましょう。
しょうゆとみりんを煮詰めて、香ばしさと旨みを凝縮させるのがポイントです。

水分が多いと衣がゆるくなり、風味もぼやけてしまいます。
しっかり水切りすることで、なめらかでまとまりのある衣に仕上がります。

📝ミニコラム|きのこに下味をつける理由

白和えの衣は豆腐のやさしい味わいが魅力ですが、その分、具材が淡白すぎるとぼんやりした印象になりがちです。
きのこを軽く炒り煮してから和えることで、だしの旨みとしょうゆの香ばしさが加わり、さつまいもの甘みがぐっと引き立ちます。
料亭の小鉢のように、ひと口で秋の味わいを感じられる工夫です。


保存の目安

作りたての風味を楽しむのが一番ですが、冷蔵して翌日まで美味しくいただけます。
保存する際は、豆腐が乾燥しないように密閉しておくのがポイントです。

密閉容器に入れ、冷蔵で2日ほど保存可能です。
食べるときは冷たいままでも美味しいですが、室温に少し戻すと豆腐の風味がやわらかくなります。

豆腐が分離しやすいため、冷凍保存はおすすめしません。
どうしても残った場合は、水分を切ってから一口大にまとめ、冷凍してもOK。
ただし、解凍時は食感が変わるため、炒り煮などの再加熱料理に活用しましょう。


アレンジアイデア

基本の白和えをベースに、具材や風味を変えるだけで印象ががらりと変わります。
季節や気分に合わせて、さまざまなバリエーションを楽しんでみてください。

和え衣にごく少量の柚子こしょうを混ぜると、爽やかな香りとピリッとした刺激が加わります。
きのこの香ばしさが引き立ち、冬の食卓にもぴったり。

ゆでて水気をしぼった青菜を加えると、彩りが美しく、栄養バランスもアップ。
さつまいもの甘さに緑の苦味が加わり、味の奥行きが生まれます。

粗く刻んだくるみや炒りごまを混ぜると、香ばしさと食感がアクセントに。
おもてなしの小鉢やお弁当の一品にもおすすめです。


おわりに|秋の実りを、やさしい白和えで

ほっくりとしたさつまいもと、香り豊かなきのこ。
旬の食材を、豆腐の衣でやさしく包むひと皿は、とても上品に仕上がります♪
日々の食卓にも、おもてなしの一品にもどうぞ。


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