少し食卓を軽くしたい日、
あたたかい料理の合間に、ほっとひと息つけるような一品があるとうれしいですよね。
春菊のほろ苦さと、えのきの素朴なうま味を、なめらかな白和え衣でやさしくまとめました。
仕上げに添える柚子の皮が、ふわりと香って、季節の余韻を運んでくれます。
柚子がないときは省いても大丈夫。素材そのもののおいしさが、きちんと感じられる白和えです。
レシピ|春菊とエノキの白和え
材料(2人分)
- 春菊……1/2束
- えのき……1/2袋(約50g)
- 木綿豆腐……1/2丁(約150g)
- 柚子の皮(千切り)……少々(あれば)
〈和え衣〉
- 白すりごま……大さじ2
- 砂糖……小さじ1
- しょうゆ……小さじ1
- 塩……ひとつまみ
下ごしらえ

- 木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、重しをして、2時間ほど置いてしっかり水切りする。
- えのきは石づきを落とし、半分に切る。
- 柚子の皮は表面の黄色い部分だけを薄くそぎ、細く千切りにする。
作り方
鍋に湯を沸かし、えのきを入れて1分ほどさっと茹でる。ザルに上げ、水気を切る。

再度お湯を沸かし(えのきを茹でた湯でOK)、塩(分量外)をひとつまみ加える。春菊の茎の方を10~15秒ほど沈めて湯がいたのち、葉ごと全体を湯にくぐらせてザルにあげる。冷水に取って色止めしたら水気をしっかり絞って3~4㎝のながさに切る。

すり鉢で白いりごまをする(やや粒が残る程度でOK)。豆腐を加えてなめらかにつぶし、砂糖・しょうゆ・塩を加えて混ぜる。

春菊とえのきを加え、全体をやさしく和える。(味を見て物足りない場合は塩を少々足してください)

器に盛り、柚子の皮の千切りを少量のせる(なくてもOK)。

おいしく作るポイント
今回の白和えは手順自体はシンプルですが、少し加減するとより美味しくいただくことができます。素材の香りや食感を生かすために、意識したいポイントをまとめました。
春菊は「さっと」で香りを残す
春菊は長く茹でると、香りやほろ苦さが抜けてしまいます。10〜20秒ほど、色が鮮やかになったらすぐに引き上げるのが目安。
冷水に取って色止めすることで、見た目も味わいも引き締まります。
水気をしっかり切って味をぼやけさせない
春菊とえのきに水分が残っていると、和え衣が薄まりやすくなります。絞りすぎない程度に、でも「しっかり」を意識して水気を切るのがコツ。
白和えらしい、まとまりのある味に仕上がります。
ごまはやや粗めで、香ばしさをプラス
白すりごまは、完全になめらかよりも少し粒感が残るくらいがおすすめ。
口に運んだときに、ふっと香ばしさが広がり、食感のアクセントにもなります。
こんなアレンジも♪
基本の白和えをベースに、少し手を加えるだけで、また違った表情が楽しめます。その日の献立や気分に合わせて、無理のない範囲で試してみてください。
白みそを加えて、よりまろやかに
しょうゆを少し控えめにし、白みそを小さじ1/2ほど加えると、コクのあるやさしい甘みが加わります。
冬の献立や、少しごちそう感を出したいときにおすすめです。
きのこを替えて、季節の白和えに
えのきの代わりに、しめじや舞茸を使ってもよく合います。香りのあるきのこを選ぶと、白和え全体に奥行きが生まれ、季節感のある一皿に仕上がります。
和ごころ素材図鑑“きのこ”はこちらへ👇
ナッツやごまで、食感に変化を
仕上げに刻んだくるみや、白ごまを少し振ると、やさしい味わいの中に、軽やかな食感のアクセントが加わります。
白和えが少し物足りないと感じるときにも◎。
おわりに|静かに寄り添う、冬の白和え
白和えは、少し地味ですが、食卓にあると気持ちが落ち着く料理ですね。
豆腐の水切りに少し時間をかけたり、仕上げに柚子の皮をひとつまみ添えたり。
そんな小さな手間が、いつもの副菜を、「きちんとおいしい一皿」にしてくれる気がします。
忙しい日の合間に、季節の野菜を上品に味わう一品として、取り入れてみてください♪
\旬の素材をもっと美味しく♪/
▼
\ほかの【白和え】を見る/
▼

