秋から冬にかけて、かぶがみずみずしくおいしくなってきました。店先には、まだつややかな柿も並んでいます。

今回は、このふたつを合わせて「和風ラペ」に仕立てました。

ラペは、フランスの「キャロット・ラペ」で知られる、細かく切った野菜をオイルと酢で和えたサラダです。一方、日本には昔から、生の野菜を刻んで酢で和える「なます」があります。大根と柿で作る「柿なます」も、そのひとつです。

遠く離れた国で生まれた、よく似たふたつの料理。そのちょうど中間をねらって、こめ油・白だし・米酢で、和の味に仕上げました。
かぶのやさしい甘みと柿の甘み、くるみの香ばしさがよく合う、季節の一品です。


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レシピ|柿とかぶの和風ラペ(白だし仕立て)

  • かぶ:2個(約150g)
  • 柿:1個
  • くるみ(ローストしたもの):30g
  • 塩:ひとつまみ(かぶの下ごしらえ用)

【A】和風ドレッシング

  • こめ油:大さじ1
  • 米酢:大さじ1
  • 白だし:小さじ2
  • 砂糖:小さじ1

仕上げ(お好みで)

  • 黒こしょう 少々(柚子皮、胡麻などでも〇)

STEP1
かぶを切る

かぶは皮を薄くむき、2〜3mm幅の細切りにする。

STEP2
かぶの水気を抜く

塩ひとつまみをふって軽く混ぜ、5分ほどおく。しんなりしたら、手でやさしく水気を絞る。

かぶは水分が多くやわらかいので、塩をおく時間は短めにし、強く絞りすぎないようにします。

STEP3
柿を切る

柿は皮と種を除き、かぶと同じくらいの細切りにする。

STEP4
くるみを刻む

ローストしたくるみは、ビニール袋に入れて粗く砕く。

STEP5
ドレッシングを作る

ボウルに【A】をすべて入れ、砂糖が溶けるまでよく混ぜる。

STEP6
和える

かぶと柿、かぶの葉を加えてさっくり和え、冷蔵庫で10分ほどおいて味をなじませる。

STEP7
盛り付け

食べる直前にくるみを加えて混ぜ、器に盛り、お好みで黒こしょうをふる。


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おいしく作るポイント

  • 米酢はまろやかなので、砂糖の量はお好みで調整してください。
  • 白だしは商品によって濃さが違います。 塩もみでも塩気が入るので、小さじ2から様子を見てください。
  • かぶの葉を加えてもOK。緑が入って彩りがよくなります。 葉まで無駄なく使えるのも、うれしいところです。
  • かぶは時間がたつと水分が出やすいので、和えたら早めに食べるのがおすすめです。
  • くるみは食べる直前に加えると、香ばしさと食感が残ります。

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保存方法・保存期間

清潔な保存容器に入れ、ふたをして冷蔵庫で保存してください。

冷蔵で翌日までを目安に、早めに食べきってください。

作りたてから数時間後が、味がなじんでいちばんおいしい食べごろです。時間がたつと、かぶから水分が出て味が薄まり、柿もやわらかくなっていきます。

  • くるみは食べる直前に加える。 和えたまま保存すると、くるみが水分を吸って、香ばしさと食感がなくなります。保存する分は、くるみを入れずに取り分けておきましょう。
  • 作り置きするなら、ドレッシングは別にしておく。 かぶと柿を切って容器に入れ、ドレッシングは別の容器で保存し、食べる前に和えると、水っぽくなりにくくなります。
  • 出てきた水分は、食べる前に軽くきる。 味が薄く感じたら、白だしや米酢を少し足して調整してください。

かぶと柿は冷凍すると食感が大きく変わるので、冷凍保存には向きません。

できるだけ食べきれる量だけを作るのがおすすめ。2人分なら材料を半量で。


おわりに

細かく切って、合わせ酢で和えるだけ。
とても手軽な料理ですが、かぶと柿のやさしい甘みに、白だしのうまみと米酢のまろやかな酸味が重なって、ほっとする味わいになります。

フランスのラペと日本のなます。生まれた場所は違っても、旬の野菜をおいしく食べようという工夫は、どこか通じるものがあるように感じますね。
旬の時期しか味わえない一皿、ぜひ試してみて下さい♪

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