秋が一層深まり、実り豊かな10月…いい季節ですね♪
運動会や十三夜、近年ではハロウィンなど、行事とともに旬の味覚を楽しむ機会が多い月です。
本記事では、10月ならではの行事食と季節の食材を取り入れた献立アイデアをご紹介します。
10月の行事食カレンダー
| 日付 | 行事 | 行事食 |
|---|---|---|
| 9月下旬~10月上旬(※) | 十五夜(中秋の名月) | 月見団子、里芋(芋名月) |
| 10月第2月曜日(※) | スポーツの日 | 運動会弁当、屋外で食べやすいおにぎりなどの軽食 |
| 10月17日 | 神嘗祭(かんなめさい) | 伊勢神宮でその年の新米を天照大神にお供えし、収穫に感謝する宮中祭祀。 |
| 10月20日頃 | 土用の入り (雑節) | 立冬の前、約18日間の秋の土用。体を温める根菜料理が活躍する時期。 |
| 10月中旬〜11月上旬(※) | 十三夜(後の月) | 月見団子、栗、豆類、月見の供え物/おやつ |
| 10月31日 | ハロウィン | かぼちゃ料理(スープ・コロッケ等)、仮装・モチーフ料理 |
| 10月下旬~11月上旬(※) | 亥の子 | 亥の子餅 |
(※)2026年(令和8年)は・・・
- 寒露(二十四節気)…10月8日(木)
- 十五夜(中秋の名月)…9月25日(金)
- スポーツの日…10月12日(月・祝)
- 神嘗祭(かんなめさい)…10月17日(土)
- 秋の土用の入り(雑節)…10月20日(火)
- 十三夜…10月23日(金)
- 霜降(二十四節気)…10月23日(金)
- 亥の子…11月4日(※11月まとめで詳しく紹介しています)
近年の十五夜は9月、また十三夜は10月になることが多いため、双方のカレンダーで紹介しています。
10月の行事ごとの意味と食文化
ここからは、10月に行われる行事ごとの由来や食べ物の意味を紹介します。
9月下旬~10月上旬|十五夜(中秋の名月)
「十五夜(中秋の名月)」は9月になることが多いため、「9月の行事食まとめ」でとりあげています。
\9月の行事食カレンダーはこちら♪/
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10月第2月曜日|スポーツの日

10月第2月曜日は「スポーツの日」。
1964年の東京オリンピック開会式を記念して制定された祝日で、もともとは「体育の日」と呼ばれていました。
運動会や地域行事と重なることも多く、屋外で食べやすいお弁当が定番です。
秋の味覚を取り入れつつ、冷めても美味しい和のおかずを用意すると喜ばれますね。
🏃♂️ スポーツの日の献立例
- 主食:おにぎり(鮭・昆布・ゆかりなど3種)
- 主菜:鶏のから揚げ
- 副菜:卵焼き、きんぴらごぼう
- 汁物:豚汁(屋外なら保温ポットで)
- 甘味:ぶどう・りんご
🍱 栄養バランスと食べやすさを意識した「運動会弁当」。ご家庭のスタイルでもちろん◎です。外でも元気が出る彩り豊かなお弁当にしたいですね。
10月17日|神嘗祭(かんなめさい)
毎年10月17日は、伊勢神宮で行われる「神嘗祭」の日です。
その年に収穫された新穀(新米) を天照大神にお供えする、宮中でも最も重要な祭事のひとつ。「嘗(なめ)」には「神様が食べる」という意味があり、新米を神様に捧げることで収穫への感謝を表す、古来からの慣わしです。
全国の神社でも同日に神嘗祭が行われ、氏神様に新米をお供えする風習が今も各地に残っています。
神嘗祭の食卓のヒント
炊きたての新米を白いご飯でいただく日にしてみてはいかがでしょう。塩むすびや、シンプルなお味噌汁と合わせるだけで、ちょっとした「お祝いの膳」になります。
10月20日前後|秋の土用の入り
「土用」というと夏の土用(うなぎを食べる時期)が有名ですが、実は年に4回、季節の変わり目ごとに土用があります。秋の土用は10月20日前後(年によって異なります)から約18日間(立冬の前の約18日間)。
土用の期間は、昔から体に負担がかかりやすい季節の変わり目とされてきました。夏の土用に「う」のつくものを食べる習慣があるように、秋の土用にも体を整える食の知恵が伝わっています。
根菜や芋類など、大地のエネルギーをたっぷり含んだ食材が旬を迎える時期でもあります。体を内側から温める根菜の煮物や汁物を食卓に取り入れて、冬への準備を始めてみましょう。

一部地域では、戌の日に「い」のつく食べ物(いも・いわしなど)や白い食べ物を食べると縁起がよいという説もあるようですよ。
10月中旬〜11月上旬|十三夜(後の月)

十三夜は旧暦9月13日にあたり、十五夜(中秋の名月)の約1か月後に行われる月見の行事です。
日本独自の風習で、平安時代から始まったといわれています。十五夜が「芋名月」と呼ばれるのに対し、十三夜は「栗名月」「豆名月」と呼ばれ、豊穣に感謝をこめて栗や豆、月見団子など季節の収穫物を供えたり食べたりします
お月見は、十五夜と十三夜の両方をセットで祝うのが縁起良いとされていました。これを「二夜の月(ふたよのつき)」という、なんとも粋な呼び方があります。
一方で、片方だけを祝うことは「片月見」と呼ばれ、忌み事とされていました。
10月31日|ハロウィン

近年日本でも定着してきたイベントです。もともとはケルト民族の収穫祭が起源で、悪霊を追い払う宗教的な意味合いがありました。
秋の行事として、仮装や装飾を楽しんだり、見た目もテーマ性を持たせた「かぼちゃ料理」を取り入れたメニューやスイーツを楽しむご家庭も多いようです。
和食に取り入れる場合は、炊き込みご飯やあんかけ、羊羹などでアレンジすると自然に季節感が出ます。
ハロウィンの献立例
- 主食:かぼちゃ入りクリームシチュー+パン
- 主菜:かぼちゃコロッケ
- 副菜:紫キャベツとブロッコリーのサラダ
- 汁物:パンプキンポタージュ
- 甘味:パンプキンプリン+さつまいものクッキー
🎨 色合いも楽しむハロウィンメニュー。かぼちゃを主役に、見た目にも楽しい食卓に仕上がります。
10月下旬~11月上旬|亥の子(いのこ)
旧暦10月・最初の亥の日に、収穫への感謝と無病息災を祈る行事です。亥の子餅を食べる習わしがあり、年によって10月に当たることも。
※2026年は11月4日です。詳しくは👉11月の行事食まとめ🔗でご紹介しています。
10月に旬を迎える食材とおすすめ料理
| 食材 | 特性・旬時期 | 料理例 |
|---|---|---|
| 栗 | ほくほく、甘みが増す季節。お菓子だけでなくご飯ものにも使われる。 | 栗ごはん、栗きんとん、栗おこわ、栗の甘露煮、渋皮煮 |
| 豆(大豆・枝豆など) | 十三夜の供え物にも使われる。味噌、煮豆などにも。 | 豆ご飯、煮豆、豆サラダ |
| かぼちゃ | 甘み・ホクホク感があり、ハロウィン料理の定番。 | かぼちゃのスープ、サラダ、コロッケ、煮物、そぼろ餡掛け |
| りんごなど果物類 | 台風後などに出回るものもあり、甘味が秋の味。 | そのままでも、コンポート、アップルパイ、りんごの葛煮など |
| 根菜類 | 寒さに備えて体を温める料理に向く。 | 根菜の煮物、お味噌汁、きんぴらなど |
おわりに|秋の恵みを暮らしに
10月は、実りと彩りが食卓にあふれる季節。嬉しい反面、過ごしやすい気候で食欲も増して、ついつい食べすぎてしまう危険な季節でもありますね^^;
秋の行事をきっかけに、少し行事食を取り入れてみてください。特別な季節感を感じて、家族との会話も自然とはずんだりして、とても豊かな食卓になります。
とはいえ決して気負わず、できるところから試してみてくださいね。
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